老人ぼけ・痴呆・アルツハイマー
脳の老化には、生理的な老化が誘因の老人ぼけと病的な老化が誘因の痴呆があります。
老人ぼけとは、脳の神経細胞が減っていき、極端に神経細胞が減ることにより脳全体の機能がたもてなくなり、ものわすれがひどくなる状態のことを言います。この場合自分の記憶の低下を自覚しています。一方痴呆の症状としては知能の低下、記憶の障害、性格の変化などが現れます。特に痴呆のうちでも極端なものをアルツハイマー病といいます。アルツハイマー病は、物忘れがひどくなって、過去に知っていた事柄を思い出せなくなったり、新しい出来事も覚えられなくなるなどの障害が、認められるようになります。記憶障害からはじまり、放っておくと日常生活における動作が鈍くなったり、感情の起伏が激しくなったり、睡眠障害、徘徊、問題行動や物を盗られたと思い込む等の精神症状、中には幻覚症状まで起こることもあります。

老人ぼけ・痴呆の原因として、脳の細動脈に発生した動脈硬化による微小な梗塞によって脳細胞が変性・懐死することによる場合と、脳の萎縮による場合とが挙げられます。またアルツハイマー病は、老人班というシミができ、脳に炎症が起き神経細胞が死滅することにより脳機能が低下するもので、脳の血管が詰まる脳血管性痴呆と区別されます。

確実な治療法や予防策が確立されていないのが現状なのです。痴呆を早期に発見し、その進行を抑制することが重度の痴呆にならないための予防策になります。
食生活の面では、ビタミンやミネラルをバランス良く摂る事で、血液の浄化や血管を丈夫にし、脳の活性化を促す事ができます。また、活性酸素が関与しているので緑茶やビタミンC・Eなどの抗酸化作用のある食品を摂ることも予防の手助けになると考えられています。またイチョウ葉に含まれている、ギンコライドBは、血液循環促進に非常に効果の高い成分なので有効です。
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