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リウマチ
手足に痛みやこわばりのある病気をリウマチ性疾患とよび、様々な疾患が含まれますが、一般的にリウマチというと慢性関節リウマチのことをいいます。
【慢性関節リウマチ】
全身の関節に痛みと腫れを生じ、進行すれば関節の変形・破壊が進み高度の身体障害者にまでなってしまうことがある疾患です。患者数が多く、70万人とも100万人とも言われています。
女性に多く見られる症状で、その数は男性に比べて約3~4倍ともいわれています。
特徴的な症状として、いくつかの関節が左右対称に腫れて痛みます。全身の関節の腫れや変形がおきる時になれば誰でも診断できると思いますが、初期段階で発見するのは非常に難しい病気です。
ひとつまたは二つの関節の痛み、筋肉痛、しびれ感などの軽い症状から徐々に進行する場合も少なくありません。発病初期からでも必ず全身症状を伴っているものなのです。
例えば、全身の強い疲労感、午後になると疲れが激しい、発熱、めまい、貧血、頭痛、食欲不振といった症状がでます。
世界的に用いられている診断基準の代表的な症状としては
●朝の関節のこわばり
●医師により確認された関節の圧痛あるいは運動痛
●関節の腫れが同時に二つ以上認められる
●からだの両側の同じ関節が同時におかされる
この4つのうち2つの症状があれば、一応関節リウマチを疑う必要があります。

原因については、現代の医学でもはっきりとは解明されていませんが、ある特定の体質の人の血清のなかには、リウマチ因子という一種のタンパク質が見られ、これが内分泌系に変化をきたしたり、ウイルスに感染したりすることが引き金となって、慢性的に全身の多くの関節が炎症を起こすのではないかと考えられています。このことから、リウマチは自己免疫疾患だといわれています。さまざまな外的内的な要因の影響もあります。
【内的要因】
免疫異常によるもの・代謝の異常によるものが誘因として挙げられます。
【外的要因】
細菌やウイルスの感染、風邪や便秘、湿気、冷え、栄養不足、過労、出産、ストレスなどが誘因として考えられています。
また、慢性関節リウマチの患者さんの血縁者には慢性関節リウマチの人が多いとの統計もあります。

リウマチに対して決め手となる予防策はありませんが、誘因として考えられている風邪や便秘、湿気、冷え、栄養不足、過労、ストレスなどは、生活習慣や食事から予防できます。
疲れたら十分に栄養や休養を取り、ストレスをためない生活を心がけることやタバコはやめ、お酒を過度に摂らない。適度な運動を行うことも大切です。
それと、重要なことは保温です。身体を冷やさない工夫や、冷たい風雨に患部を直接さらさない配慮をする必要があります。夏は冷房を使用することが多くなりますが、冷気が身体に直接あたらないように配慮し、また室内の冷えすぎにも十分注意をする必要があります。
食事に関しては、タンパク質やビタミン、カルシウム、ミネラルを積極的に摂りましょう。タンパク質は肉類や乳製品、カルシウムは牛乳やヨーグルトなどの乳製品に多く含まれています。魚(アジやブリ、イワシ、サバなどの青魚)に含まれるDHAやEPAは、関節の炎症を抑える働きがあるといわれています。また、貧血を防ぐため、鉄分を含むレバーや納豆、小松菜や大豆製品も摂取するよう心がけましょう。