不衛生な水を飲んだり、腐敗したものや毒性のある物質や異物などを食べた時に、胃の粘
膜に急激な炎症が起こります。
胃の病気の中では慢性胃炎と並んで最も多く見られる病気で、数日から数週間で治癒して
慢性化しないものをいいます。
安静して食事に気をつけていれば2〜3日で治りますが、暴飲暴食などを続けて、繰り返し
急性胃炎を起こしていると慢性胃炎になることがあるので、日常生活での注意が必要です。
【症状】
胃のあたりに重苦しい痛みがあり、激しい吐き気、下痢、嘔吐などを起こすことが挙げられ
ます。食べた物や胃液、粘液、血液などを吐くこともありますが、吐くものがなくなっても吐く
動作がおさまらないこともあります。
暴飲暴食によって起こるケースが多く、
●胃の粘膜を荒らす上に胃酸分泌を促進させるアルコール
●香辛料
●かぜ薬
●ステロイド剤や抗生物質などの胃の粘膜を刺激する薬の副作用
によって引き起こされる場合や、
●細菌による食中毒
●ウイルスや寄生虫
などによるものも原因とされています。
また、精神的なストレスから起こる潰瘍も、実際には強い胃炎をともなうことがあり、出血や
粘膜のただれを起こすことがあります。
まず急性胃炎の原因と思われるものを除きます。
日常生活では暴飲暴食をつつしみ、香辛料、特にタバコや過度のアルコール摂取、早喰い、
不規則な食事を控え、ストレスをためないことが大切です。
胃が炎症を起こしている場合は、とにかく胃を休めましょう。水分はぬるま湯や番茶、スポー
ツ飲料などで十分に補給し、消化のよい食事を摂るようにしましょう。
安静を保っていれば数日、長くても1〜2週間で治ります。