
乳がんの発生には女性ホルモン(エストロゲン)の関与が大きいと考えられています。
すなわち、女性ホルモンの影響下で乳腺の細胞が活発に増殖分裂を繰り返し、その結果がんの
発生につながっていると思われます。
そのホルモンの分泌を促す要因としては、タンパク質や脂肪を摂りすぎる欧米型の食事や、その
影響である肥満、生活習慣、ストレスや喫煙・環境ホルモンによる活性酸素の増加などが挙げら
れます。
また、初潮が早い、閉経が遅い、出産をしていない、高齢初産などのタイプの人にがんが起こりや
すいといわれています。
日常の生活習慣や食生活と乳がんは、密接な関係にあるといわれています。
改善できる生活習慣では
●禁煙
●お酒を飲みすぎない
●バランスのとれた食事をする
●食べすぎない
●適切な運動や休養をとる
●ストレスをためない
などの工夫を心がけましょう。
特に食べ物では、高塩分・高コレステロール食はホルモンのバランスを崩し、肥満の原因になる
ので避けて、繊維質・緑黄色野菜・魚類や、がんを抑える作用があるといわれる大豆食品(豆
腐など)をたくさんとるようにしましょう。
また、近年がんの発生要因とされている「活性酸素」を抑える物質を多く含む食品を摂ることも有効
ながん予防策です。
活性酸素を消去する物質としては体内で作り出される抗酸化酵素と食事等から摂取する抗酸化力
のあるビタミンA(β―カロチン)・C・E・B群やポリフェノール・カロチノイド、大豆イソフラボンな
どがあります。
乳がんは早期発見がとても大切な病気です。自己検診の方法を覚えて、毎月1回、定期検診も重要
なことです。