潰瘍性大腸炎
大腸の粘膜と粘膜下層にただれや潰瘍を形成する、原因不明の大腸の炎症性疾患です。
症状としては、
●粘血便
●下痢
●腹痛
●発熱
●下血を伴う下痢
が挙げられます。
【病変】
直腸から連続的に拡がり、最大で結腸全体に拡がることがあります。この病気は病変の拡がりで全大腸炎・左側大腸炎・直腸炎と呼ばれます。
【病期の分類】
活動期、緩解期で分類されます。
30歳以下の成人に発症が多くみられ、緩解と再発を繰り返すのも特徴です。
長期にわたり、なおかつ大腸全体を侵す場合には悪性化の可能性があります。慢性的疾患なので再発や病気が悪化することもあります。重症になると命にもかかわる病気です。

原因として考えられているのが
●腸内細菌による感染
●アレルギー
●免疫異常
●食生活
●心理的要因
●遺伝的要因
などで、生活環境の変化が深くかかわっていると考えられています。

過労やストレスなどの生活環境に気を配ることが大切です。
具体的には趣味や軽い運動で気分転換を図ることです。
食事については、高たんぱく・高カロリー・高ビタミンをとれる物が望ましく、かすが出ないような食べ物が望ましいです。
腸を刺激しやすいといわれている乳製品、脂肪、柑橘系の果物ジュースなどは摂取には注意をするべきです。暴飲暴食をさけ、腸への負担を軽くしましょう。ただこれらも個々の患者ごとに個人差があります。
また再発防止の対策として下痢の悪化や排便回数にも気を配り、腹痛や発熱をともなったときは、医師の治療を受けることが大切です。